結核日記~番外編 おちゅう家詐欺にあうFinal~
中日岩瀬が1000試合登板した。同年代の自分としては感慨深い。
自分も歴史に名を連ねようと思った。
昨日は詐欺をやっつけたし、当面の不安は結核だけだ。
pllll pllll
母ちゃんだ。次はなんだってんだ。
おちゅう「はい、今度はなに?」
母「あ、あの後不安で今警察署にいるんだけど、ハガキの件はやっぱ詐欺だから相手にしないでとの事なのね。」
おちゅう「fmfm、だからいったじゃん。でなんなの?」
母「でね、その前に来た法律事務所の手紙なんだけど、あれは本物らしいのよ。警察官の方にも代わってもらったんだけど詐欺ではないみたいなの。詳しく聞いたんだけど守秘義務があるから言えないっていうのよ。」
おちゅう「え?どゆこと??俺ホントに見覚えないんだけど??わかったそこに連絡するからその手紙の写真送って!」
母「わかったわ。住所も一度教えて!」
郵送しようとしてやがる。そういえばスマホとかいじったことないし画像を送るとかの発送がないのだろう・・・これだからほんともう・・・
やりかたを近くの知り合いに聞くようにいい、その人経由でなんとか画像を送らせる。
すると・・・
むむ・・・・あの時は詐欺だと決めつけて内容詳しく聞いてなかったが、この住所はまさしく昔住んでいた住所ではないか・・・
しかしなんでいまさら・・・それにほんと記憶ないし・・・
とりあえず電話する。
おちゅう「すみません。なんか支払通知がついてまして。」
弁「あー退去時の費用の清算がまだ済んでないとの依頼を受けまして連絡をさせていただきました。」
おちゅう「は?記憶ないしそもそもなんでいきなり弁護士さんから?3年間連絡ないからもう払ってないかなんてわからないし、基本自分ばっくれたりしないし!」
弁「そういわれましても記録にありますので、なんなら契約書のコピーお送りいたしましょうか?」
こいつも詐欺しと同じ記録がうんたらかんたらいいやがる。ゲームみたいにデータ消去できりゃあいいのに。
おちゅう「ああ!そうしてください。納得がいかない!」
後日書類が届いた・・・まぎれもない自分のサインがしてあった。
くそっ詐欺のハガキとのタイミングがよすぎたってのもあるし、そもそも不動産屋も3年間放置ってなんだよ。単にお互い忘れてたんじゃねーのかよ。
再度弁護士に連絡をして延滞金を払うのは納得いかないとごね。免除になった。
翌日振込みで清算をした。
こうしてひと夏の戦いは幕をとじた ~fin~
結核日記~番外編 おちゅう家詐欺にあう3~
前回のあらすじ
詐欺軍団からの攻撃にあうおちゅう家、反撃するべくヒーローおちゅうが立ち上がったのだった・・・
さて、ここに騙されたふりして電話をしてみよっと♪
ピ・ポ・パ pllll pllll
詐欺「はい管理センター担当マスダです!」
おちゅう「あ、あの・・・最終告知のハガキというのがついたんですけど・・・ちょっと見覚えがなくて・・・」
詐欺「あーはいはい、ハガキに書いてある管理番号とお名前お願いします。」
おちゅう「番号○○あやたかしといいます。」
詐欺「少々お待ちください。確認とれました。ハガキに書いてある通り消費料金が未納のため取り下げ希望であれば代金の清算が必要です。
おちゅう「あ、あのいきなりいわれても何の料金か詳細わかりませんし、その代金はおいくらなんですか??」
詐欺「有料サイトの使用料ですね。その代金が164000円プラス延滞料で総計19万6800円です。」
おちゅう「??そんなサイト見おぼえないです。どこのサイトですか?」
詐欺「それはこちらではわかりかねます」
おちゅう「ではどこの会社ですか?」
詐欺「でぃーえむえむです。」
おいおい、まじかよ。
おちゅう「それは絶対間違いです。使用してないですよ。」
詐欺「で・す・か・らー。記憶ないとか言われても記録にあるんですよ!」
加計学園の理事長も同じような事いってたな・・・
詐欺「払わないのであれば裁判の手続きを進めさせていただきます!」
おちゅう「ちょ、まって下さい!それは困ります。払います。」
詐欺「わかりました。この後お支払いただければ大丈夫です。」
夕方なんだけど・・・・銀行???
詐欺「では、近くにコンビニありますか?それは何というコンビニですか?電話をつないだまコンビニにいっていただきアマゾネスのプリペイドカードというのを買ってその後ろに書かれている文字を伝えてください。電話を切ったら手続きの意思なしとみなして手続き進めさせていただきます。」
なるほどーそういう事か、一時ライン乗っ取りでプリぺ買えみたいな事はやったけどそのたぐいかー。色々考えるなー。関心関心
付き合うのも疲れてきた。
おちゅう「もう大丈夫です。まったくのインチキだね。だれがそんなバカげた買い物するんだよ。いいか青年お天頭様が許してもおちゅうさまが許さない!こんな下らない仕事やめてもっと世のため人のためになることをしなさい!」
決まった・・・・
詐欺「は?なんだよてめーうぜーよ糞が!」ガチャリっ
切られた・・・まあいいか・・・日本の平和は保たれた
結核日記~番外編 死闘!おちゅう家VS振り込め詐欺2~
詐欺疑いから数日・・・
病院の検査結果が延びてヤキモキしているころ、また母親から電話があった。
「pllll pllll」
また詐欺か??
詐欺であった。
おちゅう「はいー今度はなに?」
母 「次は別にハガキが私宛に送られてきて法務省から訴訟最終告知って書いてあるんだけど・・・」
おちゅう「は?訴訟?しかも母ちゃん個人あて?法務省?わけわからん。そもそもハガキでそんな事なるわけない!」
母 「でも前回来た奴と期日一緒の日だし大丈夫かしら?ねえおちゅうホントに見覚えない?正直に言って!」
おいおい母が子を疑っている。信用がないのか。。いや詐欺集団のせいだ。。。
母と詐欺にイライラした。
おちゅう「だからないってば!」
ただ前回のと含め現物見てないためちょっと不安になってきた。
ホント何もやってないかな?根っからおちゅうは善人の証である。
と同時にやはりそんなはずはないと思いなおし逆にいい暇つぶしの材料ができたと思った。
大東亜戦争を想像し
ここに「オペレーション騙されたふり作戦!」が立案された。
BF5の発売が待ち遠しい。AutoMachikoで突撃しまくりたい。
その前にCODの新作もあるか、ゾンビゾンビー
おちゅう「一応さ電話番号教えて。後さホントしかとしていいから!」
母 「わかったわ、なにかあったらまた電話するわ」
ほんとに次から次にめんどくさい事が起きる。だいたい訴訟云々でいきなりハガキでくるか??でも払っちゃう人いるからくるんだろうなーいやな世の中である。
因みに後日入手した今回のハガキの現物はこれである。
消印がさいたまになっていた。
法務省に管理センターなどない。
無茶苦茶である。
世にはびこる悪を切る勧善懲悪が必要だ。
ああ松平さん。おちゅうは暴れん坊平成将軍になります。
次回「天に代わっておしおきよ!」
結核日記~番外編 死闘!おちゅう家VS特殊詐欺1~
振り込め詐欺。今やこの言葉を知らない人はいない
ここ10年大ブームの詐欺である。
「母さん?俺だけど会社のお金落としちゃって今日必要なんだ!だからすぐ200万ふりこんで!」
これで数千人が被害にあっている。
昔は結婚・裏口入学・寸借 詐欺が多かったのかな?いまもあるけど。後は豊田商事とか円天とかなつかしいですね。最近では積水ハウスが騙されたり。
しかーし今は特殊詐欺が全盛期!まるでバブルである。
オレオレから始まり還付金・架空請求・融資保証金・金融商品・ギャンブル必勝法・異性斡旋 等まー沢山ある。
私の知人も何人か首謀者として今もなお塀のなかにいる。冗談です。(∀`*ゞ)テヘッ
以下に書くのはおちゅう家のひと夏の攻防の話である。甲子園の裏側でひそかに熱い戦いが進行していた・・・
この夏初の経験をした。
それは結核の検査であーだこーだしてる8月の事である。
それは1本の母親からの電話で始まった。
pllll pllll
ちっ母親かよ。なんだよめんどくせえな。
用がない限り母は電話してこない。ただ大した用ではなく親戚一同冠婚葬祭が基本メインを占める。
おちゅう「はい、なにかありましたか?」
母親は年のせいか話が長いためイライラする。
母「あ、あのね、おちゅう宛に弁護士事務所から書類がついたんだけど。。」
おちゅう「は?なにそれ?心当たりないけど?」
新しいパターンだ。
ほんとに心当たりはないが、何かしてて訴えられたのだろうか?
いやいや募金や老人にをゆずり、ご近所挨拶はかかさない徳を積むのが趣味な中年はそういう裁判沙汰とは無縁である。
だがしかし、、、不安がつきまとう
母「でね、中山 母様方 おちゅう様 になってるのね。」
ようは中山家宛のおちゅう宛ということかな?ややこしいな
おちゅう「よくわからんが開けていいよ。」
母「弁護士法人○○事務所 依頼人××株式会社 からうんたらかんたらでいついつまでに18万数百円払えって書いてあるけど、、、、」
おちゅう「は?1週間後じゃん、急すぎるしそれに身に覚えもその会社に聞き覚えもないわ。ここ数年契約とかなんもしてねーし意味わかんねー。」
心当たりは本当になかった。
詐欺か・・・とうとうおちゅう家にもきたか。
母「そうなの?じゃあ放置して平気かしら?」
おちゅう「かあちゃんさぁよくTVでもやってるでしょ!不安を煽るのが犯罪者の手口なんだから!しかとしかと!なんかあったらまた連絡して。」
ホント近年詐欺が流行っている、今の日本の礎を築いてきた年配の方から金銭をかすめ取るなど重罪以外の何物でもない!
おちゅうが裁判官で世が世なら判決は決まっている!
死刑もしくはシベリアあたりの収容所25年である。
大声で叫べる「スターリン!」
なにしろ母が引っかかったら自分が将来受け取るマネーが減るではないか!
ちなみに後日その書類を確認したやつが下記のやつである
手の込んだ文章だなー
手紙1通で払うバカがどこにいるんだよ。
しかし、これで終わりではなかった。
おちゅう家はさらなる混乱に巻き込まれていく・・・
結核日記~その10~
げほっげほっ
よかった今日は血痰がない。
復活して働き始めて早10日。
咳はあいかわらずだ。ていうか元々咳は昔から酷かった。単にヘビースモーカーだからしかたないと思ってた。
結核の初期症状は咳、倦怠感、等風邪に似た症状であるため勘違いする人が多いらしい。私もまさにそれであった。
日常生活を送れるのはいいことだがやはり心の片隅に不安はある。なにしろ酒も飲んではいけないため気を紛らわすこともできない。
病人であるから我慢である。
あと数日で10月に入る。そして3度目の正直。検査結果だ。
ただどんな結果であろうといい知らせはないため治療の準備をしなければならないのが憂鬱である。
これから年末に向けて楽しいイベントたくさんあるのに闘病というスケジュールで埋まっている。こんな嫌な予定など経験したことがない。
今週はバイトのAな(21)が誕生日であり楽しそうだ。
ああ20代っていいな。酒飲みたくないかもだけど飲めるときに飲んでおけ。
ごほっごほっ
様子が変だ。体が・・・
!!!!!!!
沖田総司になってしまった。
土方さーーーーーん!
結核日記~その9~
9月も半ば過ぎ。
結核疑いから早1ヶ月。まだ詳しい結果分からずであったが仕事は出ていいとの事なので出勤をすることにした。
具合は若干悪いし、咳もあいかわらずだ。でも移すことはないという大義名分!水戸黄門の印籠なみのお墨付きがある。堂々生活しよう!
町をうきうきとあるく。空気がうまい。人々におはよーと声をかけたくなった。
今後の人生社交的に明るく生きようと固く決めた日でもある。
ごほっごほっ
目の前歩いてる人が嫌そうな顔をして振り向いた。
いやいや、マスクしてるし。
ごほっごほっ
また別の人に迷惑そうな目でみられた。
我慢の限界だ。目の前まで足早に歩き思い切り睨みつけてやった。
他人は他人。ゴーイングマイウェイが一番である。
さて。出勤である。
変に皆に心配されるのも嫌だし明るく大した事ないふるまいでいこうと決めていた。
復活したおちゅうを嬉しがって涙ぐまれてもいやだし何事もなかった状態にしたい。
しかし、、、、
「ほんと大丈夫なんですか?」疑り深い Y
「ちかよらないで」 ばい菌扱いする I
「マスクはずさないで」 ばい菌扱い2 S井
「生きてたの?」 大物弁護士 O野
ああ結核をうつしたい
ただやはりしった顔とくだらない会話をするのは気持ちがまぎれる。
このまま病気もまぎれればいいのに。
なにはともあれ半月後に向けて今を楽しもう!
ごほっごほっ
シンクに行って痰を吐く
あれ?なんか赤いのが混じってる
これはもしや
け、血痰
ホント働いて大丈夫なのかな?
ちびまるこちゃんによくある顔に線が入った。
結核日記~その8~
ドキドキ・・
ついちょっと前もこんな気持ちになっていた。
「今日は待ちに待った結果発表!」の日である~
胸の鼓動が止まらない 単なる動悸である。
医者「おちゅうさん。お入りください」
おちゅう「は、はい」
心拍数があがる
半月前と全く同じ心境状況となっている。
おちゅう「失礼します。どうでしたか?」
医者「まだ菌が成長しておらずもう半月まってください」
は?おいおい先生よぅあんた前回半月で結果でるって言うたやん。半月どんな気持ちでおったと思うとんねん。
おちゅう「え?もう半月ですか?長くないすか?」
マスクを思わずはずし先生につめよろうとしてしまった。
医者「あ、マスクはずさないで」
おちゅう「あ、はいすみません」
くそが
医者いわく培養はすごーく時間がかかるらしく大体の目安で半月ででるかなとの予想であったが十分増えていないためもう半月まつことになったと。
おいおいおあずけも体外にしてくれ、犬じゃないんだから
ただ1つ朗報で現状人に移る状態でないと思われるため動いていいとの事である。
移す状態であればもっと早く結果が出ているとの事。
これは朗報である。どうどうと後ろめたい思いをせず出歩ける。
労働が嫌いな私でも働きたくてしょうがない。
ああ汗水流して働くっていいことなんだな。
ただなーホントだいじょぶなのかなー。ネットにも移す状態でなければ普通の生活可能と書いてあるが医者の判断にしたがえとのことだがおちゅうの先生への信頼度は低下している。
だがしかし動けるのはいいことだ!週明けから早速働こう!
不安でいっぱいである。