結核日記~番外編 死闘!おちゅう家VS特殊詐欺1~
振り込め詐欺。今やこの言葉を知らない人はいない
ここ10年大ブームの詐欺である。
「母さん?俺だけど会社のお金落としちゃって今日必要なんだ!だからすぐ200万ふりこんで!」
これで数千人が被害にあっている。
昔は結婚・裏口入学・寸借 詐欺が多かったのかな?いまもあるけど。後は豊田商事とか円天とかなつかしいですね。最近では積水ハウスが騙されたり。
しかーし今は特殊詐欺が全盛期!まるでバブルである。
オレオレから始まり還付金・架空請求・融資保証金・金融商品・ギャンブル必勝法・異性斡旋 等まー沢山ある。
私の知人も何人か首謀者として今もなお塀のなかにいる。冗談です。(∀`*ゞ)テヘッ
以下に書くのはおちゅう家のひと夏の攻防の話である。甲子園の裏側でひそかに熱い戦いが進行していた・・・
この夏初の経験をした。
それは結核の検査であーだこーだしてる8月の事である。
それは1本の母親からの電話で始まった。
pllll pllll
ちっ母親かよ。なんだよめんどくせえな。
用がない限り母は電話してこない。ただ大した用ではなく親戚一同冠婚葬祭が基本メインを占める。
おちゅう「はい、なにかありましたか?」
母親は年のせいか話が長いためイライラする。
母「あ、あのね、おちゅう宛に弁護士事務所から書類がついたんだけど。。」
おちゅう「は?なにそれ?心当たりないけど?」
新しいパターンだ。
ほんとに心当たりはないが、何かしてて訴えられたのだろうか?
いやいや募金や老人にをゆずり、ご近所挨拶はかかさない徳を積むのが趣味な中年はそういう裁判沙汰とは無縁である。
だがしかし、、、不安がつきまとう
母「でね、中山 母様方 おちゅう様 になってるのね。」
ようは中山家宛のおちゅう宛ということかな?ややこしいな
おちゅう「よくわからんが開けていいよ。」
母「弁護士法人○○事務所 依頼人××株式会社 からうんたらかんたらでいついつまでに18万数百円払えって書いてあるけど、、、、」
おちゅう「は?1週間後じゃん、急すぎるしそれに身に覚えもその会社に聞き覚えもないわ。ここ数年契約とかなんもしてねーし意味わかんねー。」
心当たりは本当になかった。
詐欺か・・・とうとうおちゅう家にもきたか。
母「そうなの?じゃあ放置して平気かしら?」
おちゅう「かあちゃんさぁよくTVでもやってるでしょ!不安を煽るのが犯罪者の手口なんだから!しかとしかと!なんかあったらまた連絡して。」
ホント近年詐欺が流行っている、今の日本の礎を築いてきた年配の方から金銭をかすめ取るなど重罪以外の何物でもない!
おちゅうが裁判官で世が世なら判決は決まっている!
死刑もしくはシベリアあたりの収容所25年である。
大声で叫べる「スターリン!」
なにしろ母が引っかかったら自分が将来受け取るマネーが減るではないか!
ちなみに後日その書類を確認したやつが下記のやつである
手の込んだ文章だなー
手紙1通で払うバカがどこにいるんだよ。
しかし、これで終わりではなかった。
おちゅう家はさらなる混乱に巻き込まれていく・・・